オタマの近況①(7/7)
6/17に3匹目のメスが産卵いたしました!22日の朝、オタマジャクシが孵化しにぎやかだったのですが・・・
当園にいる4年目カエル、メス4匹のうち一番大きなメスがついに産卵いたしました。
オスは2匹しかおらず、すでに産卵に参加したので、もうメスの産卵は難しいとみていましたが、オスは日にちを置けば可能のようで、2回目の交尾行動でした。
以前飼育した、ヤマアカガエルのオスにはそのような行動が見られなかったので、興味深いです。
2匹目が産卵したオタマジャクシ同様、最初の段階でたくさん死亡しました。
7/7現在、200~300いたオタマジャクシが16匹にまで減りました。
環境よりも遺伝的なことが原因かもしれません。
2匹目の産卵で最終的に3匹のオタマジャクシが上陸寸前まで大きくなりました。しかし、手が作られず1匹はおぼれて死亡、2匹目も同様に死亡。最後の一匹は水をぎりぎりまで無くし、溺れないようにしましたが、手が出ず、上陸はしたものの、衰弱し死亡。
最後の1匹は右手が作られていたものの、皮膚から出せておらず、左手は存在しませんでした。(写真の右手は死亡後にピンセットで出した状態)
3匹目が生んだオタマジャクシは、上陸まで無事に成長するのか、全くわかりません。環境を良くして、弱くても何とか生きていますが、すでに発達が不完全とみられる個体も多く、難しいと考えざるを得ません。